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スイッチョねこ


大佛次郎記念館に行きました。

横浜の「港の見える丘公園」内にある、赤レンガ造りの記念館の前では
マーガレットが咲き誇っていました。

横浜と猫をこよなく愛した作家、大佛次郎のゆかりの品々や、たくさんの
猫ちゃんコレクションが展示されています。

入り口では、気品のある猫が出迎えてくれました。 


吹き抜けの照明の上にも それぞれ猫が。

サロンからは「港の見える丘公園」が一望できます。


記念館の左手にある喫茶店 「霧笛」 の入り口にも


店内にも猫がいました。



大佛次郎の代表作には、「鞍馬天狗」「赤穂浪士」「天皇の世紀」などが
ありますが、わたしはどうしても 「猫のいる日々」と、童話「スイッチョねこ」
を思い浮かべてしまいます。

いたずら子猫のしろきちは、お母さんから「虫を食べたらおなかをこわす
からおやめなさい」 といわれていたのに、「あんなに いい声をしている
虫だもの きっとたべてうまいにちがいない」 と思っていました。
ある日、あくびをした拍子に、スイッチョがお腹のなかに入ってしまいました。
それからは夜も昼も、お腹のなかでスイッチョの声がするので、しろきちは
眠れなくなってしまいます。
とうとうお母さん猫に連れられて、お医者さんに行くことに。。。

絵も文もやわらかであたたかい、ほのぼのと心に残る名作絵本だと思います。

                                スイッチョねこ   文:大佛次郎 絵:安泰
                                          
フレーベル館 ¥924
                        

スイッチョねこは 秋の夜長に読むと いいと思うニャ♪ 
 チカ♡ 


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